スーパー秘書 in 女だらけのコールセンター

DST秘書センターのスーパーポジティブ社員 ~エキスパートな女たち~

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みなさん、こんにちは

今日は、前田慶次の逸話をご紹介します


「花の慶次」より

百万石の酒

時は天正十八年、豊臣秀吉が小田原北条家を滅ぼした後の話・・・

後藤又兵衛が酒を片手に露天風呂に向かうとそこには・・・

前田家  前田慶次(まえだ けいじ)
前田家  奥村助右衛門(おくむら すけえもん)

上杉家  直江兼継(なおえ かねつぐ)

伊達家  伊達政宗(だて まさむね)

真田家  真田幸村(さなだ ゆきむら)

と、豪勢な顔ぶれが、湯につかり酒を酌み交わしてした。

あまりにも豪華な顔ぶれの中に入り、上機嫌になった又兵衛は、
「ふふ・・これだけ集まって十年頑張れば天下が取れるぞっ!!!・・・そうは思わぬかっ!?」

と、興奮気味に尋ねた。

「十年か、たしかに天下が取れるかもしれんなぁ・・・」と真田、

「二十年・・いや、十年早く生まれておれば確実に天下は取れた」と伊達が続いた。

「わしも十年早く生まれて、この腕ふるってみたかった!!」と又兵衛が嬉しそうに話していた・・

・・・と、そこへもう一人誰かが来たことに気づいたのは慶次。


「お主ら天下が欲しいようじゃな・・・」

湯けむりのせいで声の主が誰だかわからない・・・

「ならばこの俺が天下の取り方を教えてしんぜよう!」と言い、風呂に入って来た。

「おうっなんだい爺さん、たいそうな口をきくじゃねぇか。爺さんのくせしてすげぇ体してやがんな~」と真田。

「あっ!!」「はっ!!」「!!」一斉にみなが驚く。

・・・そこに立っていたのは・・・

関白 豊臣秀吉であった!!

「十年で天下が取れるか幸村・・・ん?」

みなが言葉につまる中、

「御老体、天下はどうやって取るのかね?」と慶次。

「うむ。では天下人は誰が決めると思う?」

「・・・・・・・・」

「天下人は、天が決める!!」

「ほぉ」と慶次。

「この俺とて初めから天下を目指しておったわけではない」


「・・・俺は信長公に憧れた・・・そして信長公が亡くなった・・・
 その時、周りを見渡せば俺より力のある者がいなかった・・・ただそれだけのことだった。
 じゃから、お主らが十年遅く生まれた来たことも全て天の決めたことなんじゃ」と笑みを浮かべた。

「こたびの陰働きお主であろう。ご苦労であった・・・」


~秀吉は知っていた。慶次は真田幸村の初陣を陰ながら助けただけでなく、
                           伊達政宗を参陣に導き、伊達家そのものを救ったことを・・・~


「あんたの為にやったことではありませんよ」

秀吉は慶次に鋭い目を向ける。

秀吉の方を見ようともせず、酒を飲む慶次に

「どうだ・・・これで俺のところへこんか?」と、人差し指を立てる。

「!!」みなが驚く。

(ほぉ~傾奇者に一万石とはさすが天下人。なかなかの器量よ)と心の中で又兵衛。

答えない慶次に秀吉は、

「百万石では不足なのか?」

(ひゃ・・・百万石!?)一同つばを飲む。


~百万石といえば、八十万石の前田利家(慶次の叔父)を凌ぎ、
           百二十万石の上杉景勝・毛利輝元に匹敵する石高といえた。現在の額に換算すると約二千五百億円である~



「人は日に米は三合、畳は一畳あれば十分。そんなことより一献くれまいか?」

秀吉に盃を差し出す。

笑い出す秀吉。

「強情な奴め。心して飲め。百万石の酒ぞ!!」

トクトクトク・・・

「そうか、お前は既に天に愛されておるな」

慶次は、にやっと笑いグイっと酒を飲み干した。


~ 完 ~


・・・この話は、歴史が好きな人にはたまらないほどの顔ぶれが勢ぞろいするシーンです。

今も昔も、物やお金、地位はいくらでも欲しいと思うのが人間。
そんな中で、それらを手に入れられる状況にあっても慶次は左右されることなく、
【自分の信念を貫く】意思の強さに、慶次らしさを感じました。

目の前の欲にとらわれて、正しい判断が出来なくならないように自分の信念を強く持つことが大切だということを、
慶次から学びました。

・・・欲にはキリがない。自分に本当に必要なものは何かを見極められるようになりたいと思います。



いかがだったでしょうか
かっこよさだけではなく、考えさせられるエピソード満載の花の慶次
まだ読んだことがない方は、機会があったらぜひ読んでみてくださいね


今回の更新で、ランキング特集は一時終了します


今日はこのへんで・・・




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